着任しました

ブログをご覧の皆様、山形大学看護学科卒業生の皆様、お元気でいらっしゃいますでしょうか。そして、福島県立医大のみなさまには着任のご挨拶を申し上げます。

関亦明子は、この春に山形大学より異動し、福島県立医科大学で看護学部生命科学部門教授として新たなスタートを切りました。これまでの研究テーマはそのまま続ける予定ですが、この機会に新しいプロジェクトも縁次第でどんどん取り入れていきたいと思っています。

実験室はまだ写真のような状態です。ようやくオフィスやパソコンが使えるようになったところで、講義の準備や移籍関係の書類に埋もれていますが、早く実験が再開できるようにセットアップを頑張ります。

福島医大では博士課程も設置準備中です。設置されたあかつきには、福島医大の学生さんはもちろんのこと、山形大学看護学科卒業生の皆様もぜひチャレンジしてください。お会いするのを楽しみにしております。

yeastの論文がmicrobial physiology Web版に掲載されました

https://www.karger.com/Article/Abstract/509633

この論文の研究の開始は遡ること20年前、学位を取得して間も無くのことです。ずっと継続していたわけではありませんが、大学でポジションを得たのを機に研究を再開していました。しかし、まとめるのに時間がかかってしまいました。何度か投稿したものの、現在の環境では難しいリバイスの要求やリジェクトなどで一時期は完全に諦めていました。

今年の新春に、そろそろ講義も終わりに近づき、成績入力にかかっていた頃、夫が「今、”在野研究”というのが流行っているらしいよ」と言い出しました。在野研究者とは、大学などの研究機関に所属せずに自宅などで研究を行っている方達だそうです。「大学に所属している研究者は、様々な装置も使えるし、ちゃんとメリットを生かさないとね」と励まして(?叱って?)くれたのが今回再奮起したきっかけです。

これが最後のyeastを使った論文になります(たぶん)。時間とお金と労力・能力を考えて、思い切ってテーマを取捨選択することも大切だと思いました。最近は研究室のテーマが哺乳類やその細胞を使ったものにシフトしたため、yeastの研究はもうなかなか進めることが難しくなっておりました。名残惜しいし、気になることはまだまだたくさんありますが、キリがないのでこれで最後にしようと思います。

ご協力くださった皆様、心より感謝申し上げます。

リニューアルオープンしました

長らくお待たせしました。ようやくHPをリニューアルいたしました。

予定では、学科のHPリニューアルに合わせてオープンするつもりでしたが、Covid-19騒ぎや実験などを理由になかなか取り掛かれませんでした。今回、実験の失敗で意気消沈して時間ができたためにようやく取りかかった次第です。

Covid-19のせいで大学は、授業がオンラインとなり、慣れないシステムに少々戸惑いましたがなんとか前期は終えることができました。この春に就職したばかりの修了生の皆さんは現場でどうお過ごしでしょうか。気にかかります。

全国のみなさま、どうぞご健康に気をつけて少しでも気持ちを明るくお過ごしください。

昨年11月の黒門会(大学院の同門会)の次の日、広島大学の藤井先生と東京駅周辺を散歩した際に撮った写真です。ラクビーで日本が盛り上がっていた頃で、この数ヶ月後にはCovid-19で大変な騒ぎになるなど想像もしていませんでした。この後、皇居に大嘗宮を見にいきました。なんだか遠い昔のようです。