大学院看護学研究科「博士課程」が設置認可されました

申請中であった大学院看護学研究科の「博士後期課程」が設置認可されたと連絡を受けました。これまで長らく計画はあったものの、険しい道のりであったと方々から聞いておりましたが、ついに実現の運びとなりました。

私が採用された時にはすでに申請書が形になっていた時だったので、私は教員の一人として加えていただいたに過ぎませんが、関係者の皆様本当にお疲れ様でした。このような時期に着任できて私は幸運でした。

大学院で看護を研究をすることが必要なのか?と疑問に思う方もいるでしょう。世界で比べれば日本の看護のレベルは高いということですが、これからは何が起こるかわからない時代です。おまけに思った以上に医療行為も高度に変化しています。看護もこれまでどおりに先輩に習って同じことをやればいい、というのでは対応できない事態が多くなります。そんな時代にあっては、何人かはこれまでの看護方法を科学的に観て改良したり、創造的に看護を作り出す人がいた方がいいのではないでしょうか。大学院では自分の頭を使って考えたりそれを実行して発信したりする方法を学びます。修了生は、時代の先端を走る人材になってくれると信じています。

定員が2名と少ないのですが、これから福島県内にも研究を極めたいという意欲的な学生が増えてくれば定員も増加していくことでしょう。

私も気持ちを新たに頑張ります。当研究室で一緒に研究してくれ方をお待ちしております。

【入試説明会 11月13日(土)15:00〜】

https://www.fmu.ac.jp/univ/daigaku/topics_data/20211001_kango_hakase_setumeikai.pdf